空冷エンジンを積むハーレーダビッドソンのラインナップで、最もスポーティなモデルがスポーツスターです。軽快なフレーム、コンパクトなエンジンを搭載するこのファミリーのルーツは1952年のモデルKまで遡ります。当時、数々の他メーカーのスポーツモデルに対抗するべく誕生し、ダートトラックレースをはじめ数々のアメリカンレーシング界で活躍をしてきました。
コンパクトでありながら、しっかりとしたハーレーの鼓動を感じられるこのモデルは、今日では伝統的なハーレーダビッドソンファミリーの一角を担う存在となっています。スポーティなベースモデルを始め、カフェレーサースタイル、ツーリング向きのスタイルと様々な派生モデルがあり、エンジンは883ccと1200ccの二つのラインナップがあります。 883は高回転まで気持ちよく吹けあがりスポーティな味付け、1200ccは力強いトルクと確かな鼓動感が味わえるモデルです。コンパクトで取り回しがたやすく、市街地やワインディングが多い日本においては、初心者からベテランまで絶大な人気を誇るファミリーです。
FORTY-EIGHT™
エンジンが2種類あり883ccと1200ccが存在します。一般的なオートバイですと883がエントリーモデル、1200が上級モデルというように思えますが、スポーツスターにおいてそれは当てはまりません。883はロングストロークで味わい深い鼓動感と粘り強い回転特性が特徴で、フライホイールを積極的に回して、頻繁なギアチェンジでツインエンジンを手なづけるように走ることに面白みがあり、1200は燃焼室での強い爆発力でどの回転域からでも加速しグイグイと押し出すようなパワフルな味わいが特徴です。1200は高速道路での追い越し加速はギアチェンジをせずスムーズに走ることができますが、エンジンの振動においては高速走行では883の方がマイルドな振動で長距離でも疲れにくいです。
またモデルによってガソリンタンク容量が異なります。フォーティーエイトやセブンティーツーの7.9Lタンク、ロードスターやアイアンの12.5Lタンク、1200カスタムやスーパーローで採用される17Lタンク。ロングツーリングでは大きいタンクのモデルの方が良いですが、たくさんのモデルがある個性豊かなスポーツスターは、スタイルで選んでいただくのも悪くないでしょう。
XL883 SUPERLOW®
ROADSTER™
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