ソフテイルファミリーは、一見するとリアサスペンションがないようにみえる美しいフレームが特徴です。このリアが低く、タイヤをすっぽりと覆うリアフェンダー、地面により近い位置に座るどっしりとしたシートポジション、ソフテイルのスタイルはいかにも古き良きクルーザースタイルのバイクと言えるでしょう。ソフテイルが初めて登場したのは1984年、「ソフテイル」の語源は、「ソフトなテイル」という合成語です。今からおよそ50年以上前のモデルはリアサスペンションが付いておらず、当時はその硬い乗り心地を揶揄してハードテイルと言われていたようです。ハードテイル時代のすっきりとしたスタイルでありながら「ソフト」な乗り心地を現在の技術で再現したものです。
ソフテイルはざっくり2種類の系統に分けることができます。FL系と呼ばれる前輪の径が小さくワイドタイヤを装備したファットボーイ、ヘリテイジ、FX系と呼ばれるタイヤの径が大きくスリムなブレイクアウトのようなモデルです。ハリウッド映画で有名になったファットボーイ、ウイリーGが手掛けたソフテイルデュース、ユニークなパッセンジャーシートのロッカーCなど個性的なモデルが多く誕生したのもソフテイルの特徴でもあります。
クラシックな懐かしいスタイルから、個性の際立つユニークなルックスのモデルまで、乗ることが楽しくなるようなバイクが多いのがソフテイルファミリーの特徴です。
SPORT GLIDE®
2018年モデルからは、シート下にサスペンションがありフレームの剛性や重量も軽量化されてよりスポーツ志向が強くなりました。また、ミルウォーキーエイトエンジンを搭載したことで、パワーと鼓動感を余すことなく感じられます。ソフテイルはスポーツスターやダイナなどに比べて着座位置が低く、タイヤが路面に設置している感覚や加速のタイヤが車体を蹴り出す感覚を感じることができ、低重心のため実際の車体重量よりも軽く感じられます。
足付きが良いものが多く、体格に関わらず比較的安心して乗れるモデルでもあります。
ヘリテイジクラシックやスポーツグライドのようにサドルバッグやウインドシールド、クルーズコントロールを装備してツーリングモデルとなんら変わりなくロングライドを可能とするものもあり、目的に応じて好みのソフテイルを選択することができます。
SOFTAIL®
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