ダイナファミリーはツーリングや、ソフテイルファミリーと比べてよりスポーティな車体にパワフルエンジンを搭載しています。元々、重厚なビッグツインエンジンを搭載しつつ、スポーツスターのような軽快な走りを実現する為に開発され、そのルーツは創業者の一族で車両デザイン部門の要職に就く、ウィリアム・G・ダビッドソンがファクトリーカスタムとして世に送り出したFXスーパーグライドにあります。このファミリーからはFXSローライダーを筆頭に数々の名車が誕生しました。 リアに2本のサスペンションという伝統的なスタイルを持ち、質実剛健な車体周り、大地をけり出す怒涛のトルクのエンジンと、スポーティなハンドリングとともに味わえるモデルが多いのがダイナファミリーの特徴です。純粋にビッグツインを楽しめる、ハーレーダビッドソンのエンジンを十二分に楽しめるモデルです。
2018年からは新生ソフテイルファミリーと統合し、一つのファミリーになりましたが、ソフテイルファミリーになったファットボブやローライダーと旧来のモデルを乗り比べるのも楽しみの一つとなるでしょう。
STREET BOB®
パワフルなビッグツインエンジンにスポースターのような軽快さを備えたのがダイナファミリーです。軽快な車体に強力なトルクを活かして走れるため、発進停止の多い市街地の走行も意外なほど楽しいです。フレームにラバーマウントされたエンジンがアイドリング時にワイルドに動く様子が非常に特徴的で、まるで暴れ馬にまたがっているかのような錯覚すら覚えることでしょう。ライディングポジションで分けると大きく2つに区分されます。ローライダーのように膝をまげるようにしてステップに乗せるモデル。ワイドグライドのように足を前に投げ出して乗るモデル。
スポーツスターやツーリングモデルのようにリアに2本のサスペンションを装備しており、リア荷重にして積極的にリアタイヤから曲がっていく感覚を覚えるとワインディングロードも苦になりません。しかし車高が低いためバンク角は深くなく、ステップやマフラーを路面に擦りやすいので注意が必要です。ファミリーの中でもワイドグライドはチョッパー然としており、ダイナの中では異質の存在と言えるでしょう。ダイナはスポーツするビッグツインとも呼ばれた時代もあり、スポーツバイクからハーレーに乗り換える方が好んで選択するファミリーです。
STREET BOB®
LOW RIDER®
FAT BOB®
WIDE GLIDE®
LOW RIDER® S
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